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43歳で妊娠・出産!子育ては苦手で…国産にこだわって本当に良かったものをご紹介

自分に合う産婦人科で妊娠中を快適に~出産までの病院総費用と回数は?

妊娠発覚で心配なことだらけ

私の場合は未婚で妊娠しただけでなく、

  • 高齢出産(43歳)である。
  • 妊娠と同時に巨大子宮筋腫(直径約8センチ)が見つかる。
  • 前置胎盤と分かり、出生前診断が難しくなる。

はじめから、このような心配なことだらけで、正直言って覚悟なんてできないまま、ただ毎日祈るだけでした。

妊娠2か月ごろから、猛烈な腹痛に

妊娠初期の2か月ごろからは、いままで経験したことのない猛烈な腹痛が襲ってきました。それは床をのたうち回るような猛烈な痛みです。数時間後それが嘘のようにパッと治まり、そんな痛みと治まりの繰り返しが一日に何度も起き、それは一週間続きました。

その痛みの原因は、子宮筋腫のせいなのか、便秘のせいなのか(ちょうど妊娠2か月あたりから、便秘になりました)お医者さんにも分からないようで、痛いから病院に行くのですが、何もしてもらえず、便秘改善のための漢方薬だけ処方してもらいました。

しばらくすると、またその一週間が始まりました。仕事中や通勤中、食事中、就寝中など、いつやってくるか分からない猛烈な痛みをどうにかしてほしくて、またも病院に行くのですが治らず、結局は産婦人科を4つも訪ねることになりました。

この話はかなり長くなりますので、妊娠中の悩みとして、また今度書きたいと思いますが、4つの産婦人科を体験できたおかげで、自分に合う居心地のいい病院信頼できる先生に巡り合うことができました。

もし通われている産婦人科で『なんか好きになれないなぁ』なんて違和感を感じるようなら、他の産婦人科を訪ねてみてはどうかな?と思います。

中には、妊婦検診の途中で転院できないと思っている方もいるようですが、そんなことはありません!

4つの産婦人科を訪ねてみた結果

【最初の病院】
最初の病院は、私が住んでいる地域の人は、通いやすい距離のため、だいたいそこの病院へ行くので、私もそこに行くことにしました。しかし週数が進んでくると、おなかの赤ちゃんとともに子宮筋腫も大きくなってきたこともあり、総合病院への転院を勧められました。猛烈な腹痛の症状を訴えても何も処置してもらえなかったので、私も異存はありませんでした。

【2つ目の病院】
2つ目の病院は友人が教えてくれた隣県にある病院でした。紹介状もありませんし、大変人気のある病院でしたが、自分で電話をして症状を伝え、予約を入れてもらえることになりました。電話予約後、数日後に子宮筋腫に詳しい先生に診てもらえたのは、かなり珍しいことだということです。

(電話の際 ポイントは、うまく言えなくてもいいんです。正確な症状自分の気持ちを正直に伝えてみてください。私の場合は、猛烈な腹痛で具体的にこうなって、ああなっています。そして、どうか診ていただけませんかとお願いしました。職場の誰もいない倉庫内で、電話口で訴えたのを今でも覚えています)

【3つ目の病院】
3つ目の病院は、最初の病院からの紹介です。本来ならここにすべきなのでしょうが、先生は患者の私と話をするときも、こちらを一度も見ることなくパソコンの入力画面に夢中で、私は先生の横顔と話をしていたので違和感を感じ、この一度きりしか行きませんでした。

【4つ目の病院】
4つ目の病院も、最初の病院からの紹介です。「3つ目の病院は先生と相性が良くなかったです。」と正直に言ってお断りしたので、次にこちらの病院を紹介してくれることとなりました。3つ目の病院を断った理由、もっと別の理由にすれば良かったですかね。嘘も方便みたいな(笑)

不思議なことに、4つ目の病院を訪ねてから、あの猛烈な腹痛は一度も起こらなくなりました。

何か処置をして貰った?←いいえ!

処方して貰ったお薬を飲んだ?←いいえ!

たしかに4つ目の病院の先生から「今度痛くなったら、このお薬を飲んで。たぶん高熱が出るかもしれないから、そのときは救急で来てください。」と言われていましたが、腹痛が起きなかったので、お薬を飲むこともなく、もちろん高熱も出ませんでした。

ちょうど妊娠5か月目に入って安定しただけなのかもしれませんが、「高熱が出るかもよ」「痛くなったときのお薬はコレ」「救急で来て」と言われたのは、この病院が初めてで、不安が和らいだのは大きいですね。

そして、この4つ目の病院ではじめて、あの猛烈な腹痛の主な原因を教えていただきました!!
子宮筋腫が、おなかの赤ちゃんに栄養をとられているので暴れている?・・・ようなことを言われました。

私は、このことを聞いてようやく腑(ふ)に落ちたような気がしました。
妊婦にとっては、どうしてここまでひどい腹痛が起きるのか?おなかの赤ちゃんに影響はないのか?出産するまでこの腹痛は続くのか?など、不安だらけなわけですが、やっと4つ目の病院でまず理由がわかり、教えていただいた先生を信頼(尊敬)することができ、ぜひこの病院で出産させていただきたい!!と思いました。

出産までの通院回数と費用は

出産までの約9か月間に病院に行く回数は、もしかして妊娠?と自分がいつ気づくか、また赤ちゃんが産まれてくる週数で異なりますが、

私の場合は、最初の病院から、4つ目の病院で出産・退院の日まで 計47日間お世話になりました。

そして、退院の日までかかった費用は ¥153,425でした。(処方薬代も含む)

これは、健康保険から支給してもらえる「出産育児一時金」(私の場合は42万円)を差し引いた金額です。

私は「巨大子宮筋腫合併妊娠」のため帝王切開で出産したので、費用が高くなっているかもしれませんが、この金額のほかにも、病院までの交通費や、産まれてくる赤ちゃんの服やベビーベッドなどの出産準備費なども必要になりますので、やはり貯金はしておいた方がいいですね。

病院は長期間たくさん通うことになりますので、自分に合った産婦人科で妊娠生活を気持ちよく過ごしてくださいね